第1章のハエトリグモの写真クイズを当たり前ですが見事に外し「ぐぬぬ…」となり、そこから著者の術中?にずぶずぶとはまっていくのが心地よかったです。おかげで、心の「あるあるボタン」を連打しているうちにあっという間に読み終わってしまいました。
第5章では、図鑑づくりの舞台裏として、「ハエトリグモハンドブック」に込められた工夫が書かれています。副読本としてハエトリグモハンドブックを手に取ると、なるほど!確かに!の連続で、楽しさ倍増でした。
「同定」を言語化するってすごい!です。ぜひ。オススメです。
研究室でも布教しています。もう室員全員読んでほしいくらい。
※本書を読んだ副作用としてシダに興味がわいてしまいました。つくづくキケンな本です…。